3月のイベント
ひな祭りにちなんで、
『女性醸造家』特集です。
ワインづくりの世界は
まだまだ男性社会。
その中でも存在感を示す女性醸造家の作るワインは、
強かさの中にもどこか女性らしい繊細さを併せ持ちます。
女性醸造家のワインを飲み比べれば、
共通するエレガンスを感じることができるでしょう。
ソフィー ベルタン ヴァン ド
フランス ソーヴィニヨン ブラン
2,112円(税込)
旦那様のワイナリー『エリック・ルイ』を手伝う傍ら、自身の名義でもワインをつくるソフィー・ベルタン。自然環境を大切にした上で安全と品質という目的のため、理にかなったワインづくりを実践。 『ソフィー』とはギリシャ語で『知恵』。ビオディナミに近い農法を営んでおり、自然酵母での醸造を行っています。
カロリーヌ・フレイはボルドー大学を首席で卒業し、ローヌの名門ポール・ジャブレ・エネの醸造長を勤める傍ら、ボルドー3級シャトーであるシャトー・ラ・ラギューンでも醸造長を勤める才媛。数万円の高級ワインからこのようなリーズナブルなワインまで一貫する安定感は、確かな醸造技術が伺えます。
「たとえ貧しくても、女性でも努力すれば夢は実現出来ます。あきらめずに自分の夢に向かって努力してほしい」ヒーシー・ブラハムさんは貧しい家庭に生まれ育ち、11歳からアルバイトをしながら奨学金で学び、弁護士として活躍。1989年にこのワイナリーを設立し、今はステレンボッシュ市の市長に選ばれました。語りつくせない物語のある、女性に勇気を与えるワインです。
ゲオルク ブロイヤー エステート
ラウエンタール
リースリング トロッケン
3,839円(税込)
ドイツ人としては非常に小柄な女性当主であるテレーザ・ブロイヤーさん。そのきゃしゃな体のどこから、この元気とパワーが生まれるのでしょうか。毎日ラインガウの急斜面で働き、趣味はロッククライミングという彼女はまさにアスリート。2015年にワインガイド「ファルスタッフ」で最優秀女性醸造家賞に選ばれた、元気で力強い彼女そのまんまのようなワインです。
キャサリン マーシャル
ソーヴィニヨン ブラン
2,068円(税込)
彼女のワインを通して感じるのは目的意識。健全で明るく透明感のあるワインをつくるべく、冷涼産地エルギンのブドウを上手に導きます。ソーヴィニヨン・ブランの青い風味はごく僅かに。パッション・フルーツのような熟れたフルーツを感じるワインを目指す。その成果を感じて下さい。
リースリングの魔術師エルンスト・ローゼン氏がファルツに所有するヴィラ・ヴォルフ。そこで彼の弟子として栽培・醸造を任されているのが、日本とドイツのハーフである澄(スミ)ケバウァさん。ほんわか癒し系の雰囲気にほれ込む人続出!ワインも食事を通して楽しめる万能感のあるやさしい味わいです。
ミュラー グロースマン
ロゼ ツヴァイゲルト
1,848円(税込)(税込)
ヴァッハウ渓谷南岸の世界遺産ゲットヴァイク修道院近くに居を構えるミュラー・グロースマン。2代目の肝っ玉母さんヘルマさんから、3代目のマーリーさん主体に移りつつあるようです。自立したかっこいい女性で、畑仕事で鍛えた筋肉でアスリートのよう。明るさと優しさを感じるロゼワインです。
ナパ・ヴァレーにおけるメルローの立役者として有名なダックホーン。カリフォルニアでもトップクラスの冷涼産地であるアンダーソンヴァレーにてすすめるプロジェクトが、このゴールデンアイです。2018年よりワインメーカーを勤めるのが、ピノ・ノワールの醸造20年の経験をもつケイティー・ラーウッドさん。この地のテロワールを上品に表現します。